この記事は、“築古戸建て現金買い戦略”のロードマップです。この戦略のメリットは借金をすることに伴う金利上昇リスクや返済リスクがなく、安定した大家業をすることができる反面、規模の拡大スピードが非常に遅いというデメリットがあります。
そのため王道の不動産投資ではなく時間もかかるものの、安定して着実に進むことのできる投資手法だということを理解していただいた上で読み進めてください。
規模の拡大が遅い理由は、【Step.2】戦略編の『現金買いと融資戦略の違い』で解説しています。
index
Step.1 基本編
このstep1.基本編では、不動産投資を始めるにあたって知っておきたい基本的なことについて書いていきます。
大きな借金を抱えることなく、現金で不動産投資を始められることが築古戸建て投資の魅力の一つです。
下記の記事では築古戸建投資のメリット・デメリットについて解説しているので参考にしてみてください。
Check
戸建て投資は手軽に始めやすい!メリット・デメリットを解説
「大きな借金をせずに不動産投資を始めたい…」 このように考えていませんか? 私も最初、借金には抵抗があったので現金がいの戸建投資というやり方に行きつきました。そ…
物件取得〜入居までの間には多くの費用がかかります。
私も不動産投資を始めたばかりの頃、「え!?こんなに色々お金がかかるの!?」と驚いたことがあります。
下記の記事では、家賃収入を得るまでにどのような費用がかかるのか?を解説しているので、参考にしてみてください。
Check
物件取得から家賃発生までに大きな費用がかかります…!
戸建てを購入してもオーナーチェンジでない限り、すぐにお家賃をいただけるわけではありません… 私の経験をもとに「客付までにどんな費用がかかるのか?」を画像にまと…
家賃収入の20〜30%は経費で消えていきます。
現金で買い進めると借入の返済がないため、一見手残りが多そうですがそれでもかなりの下記の記事を読むことで、現金での拡大がいかに大変かがわかると思うので参考にしてみてください。
Check
【悲報】家賃の20〜30%がランニングコストという事実
あなたは不動産投資をするにあたり、毎月家賃収入の20~30%くらいのランニングコストがかかるというのをご存知でしょうか?家賃が5万円年間60万円なら手元に残る収入は…
不動産投資には様々な利回りがあります。
それぞれの利回りの違いを理解することで安定した賃貸業を営むことができます。
Check
表面利回りと実質利回りの違いは?
投資用物件を探していると、表面利回りや満室想定利回り20%などといった表現で掲載されている物件を見かけます。20%という数字を見ると、一見高利回りで稼働しそうで…
Step.2 戦略編
DIYでは見えないコストがかかってしまい、早く客付のできる外注の方が有利という場合もあるので参考にしてみてください。
Check
DIYで修繕よりも外注した方がお得?
「外注するよりDIYで直した方がお得!」と考えていませんか? 趣味でやる不動産投資であれば、材料代のみで修繕できるDIYの方がお得かもしれません。しかし、長期間行う…
不動産投資を始める方に読んでいただきたい一冊を紹介しています。
本題であるリフォームコストの削減ノウハウは必ず読んでおきたいこと間違いないのですが、他の書籍と違い、「不動産投資で利益を出すことは本当に難しい」とも伝えてくれる数少ない本です。
あわせて読みたい
【レビュー】“不動産投資・賃貸経営で利益を残す! リフォームコスト削減ノウハウ虎の穴”【書評】
こんにちは。TEL指し系大家あご(twitter@ago_ooya)です。 今回この記事では、「不動産投資・賃貸経営で利益を残す! リフォームコスト削減ノウハウ虎の穴」という本…
- 現金買いと融資戦略の違い
- 個人で買い進める?それとも法人?
- 出口戦略(短期売却は宅建士の資格が必要)
Step.3 物件探し編
物件探しで欠かせないのが、「いくらで貸せそうなのか?」「賃貸需要はあるのか?」という賃貸需要調査です。
ライフルホームズの「見える!賃貸経営」でも賃貸需要マップを見て調べることができますが、実際に現地の客付け業者さまにヒアリングすることで、データでは見えない需要がわかることがあるので、私は必ず現地の仲介さまに問い合わせるようにしています。
私が普段行っている客付け業者さまへの問い合わせのやり方を解説しているので参考にしてみてください。
投資対象にならない物件やその理由について解説しています。
あわせて読みたい
【物件選び】価格の下がりづらそうな物件とは?【築古戸建て投資】
今回この記事では、築古戸建てで不動産投資を始める方に向けて、「どんな物件が値下がりしづらいのか?」「どんな物件を避けるべきなのか?」を書いていきます。 私の経…
下記の記事では、私が普段行っている物件探しのやり方を徹底的に解説しています。この探し方で問い合わせる物件を絞り込むことで、前回と前々回の物件は10件以内の問い合わせで投資対象の物件が見つかっています。
- 買わない方がいい物件(借地権など採算が合うならOK。立地は?)
- 路線価の出し方
- 内見での振る舞いは超重要!担当者様から信用を失ってしまう行動とは?
下記の記事は一番読んでほしい記事です。
「安く買えたらいいなー。」と漠然とした考えで安易に指値していませんか?利益背反だということを知らないと希望金額の指値を通すことは難しいです。
Check
指値という行為
不動産投資を成功させるために大切なのは物件を安く仕入れることです。安価な金額で購入することができれば高額な利回りの物件に仕上げることができますし、大きな修繕…
Check
【中古戸建て】指値交渉のポイント・NGワード【図解】
指値交渉時には相手の立場に立たなければいけません…! 実際私は始めたばかりの頃、相手の立場を理解せずに問い合わせをしてしまい、仲介様から多くのご指摘をいただい…
この記事ではやってはいけない指値交渉のやり方やその理由について図解で解説しています。
この記事では物件への問い合わせのやり方を1言一句マニュアル化して徹底的に解説しています。内見に使う交通費や時間の削減だけでなく、あらかじめギリギリの金額を知ることができるので、この方法に変えてから効率的に物件の仕入れをすることができるようになりました。
Step.4 リフォーム編
あわせて読みたい
物件を購入したらライフラインや設備の確認は必須!チェックしなきゃいけないポイントとは??
私は内見するときや物件購入後、必ず設備やライフラインに異常が無いかを確認するようにしています。 なぜなら入居後に修繕が必要になった場合入居者様に多大な迷惑をか…
修繕計画を立てるためにライフラインが使えるかどうかチェックする必要があります。この記事ではどんな点に注意してチェックすればいいか解説しているので参考にしてください。
あわせて読みたい
【築古戸建て】フルリフォームしなきゃいけないの?お金を残すリフォーム方法を解説
こんにちは。TEL指し系大家あご(twitter@ago_ooya)です。 不動産投資を始めたばかりだと、物件を購入したものの「どこをどの程度直せばいいんだろう?」と悩んでしまう…
築古戸建は全てを修繕していたらお金が残りません。しかし、修繕せずに貸し出せば建物の老朽化も激しくなってしまいます。この記事ではどの程度修繕したら一番お金を残すことができるのかについて解説しています。
- 修繕費用を削減するならLPガス業者様に依頼しよう!
- どのくらいまで修繕するのかを家賃を元に計算 家賃アップにつながる設備
- どんな業者様が安くやってくれるか?
- 修繕費用目安(高額にかかるものから書く。くらしのマーケットでわかる)
- なんのサイトを見て探したか?
- 信頼できる業者を探すことで簡単になる。業者探し大事
- お風呂のDIY
- やっていいDIY。やらない方がいいDIY
- 畳から洋室化への切り替え
- 外注した方がいいものとそうでないもの
- 最初に戦略をたて、決めたらそれ以上やらない
- 100均で揃えられるオシャレステージング(見せ方・撮り方)
- 写真撮影(コツ)
Step.5 客付け編
- 契約までの流れ
- 契約書の特約は何をつけている?
- 空室期間が長引いても、高めの家賃で入居付するのは間違い?
contents.1 運用編
下記の記事では、どんな保証内容で火災保険に加入すればいいのかを解説しています。私の火災保険のプランもご紹介していますので参考にしてみてください。
Check
戸建ての火災保険は何に入ればいいの?
火災保険はいくつも種類があり複雑なので、どれを選べばいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか?今回この記事では私が加入している火災保険を記載して…
contents.2 リスクヘッジ編
- 災害、空室、滞納、修繕、孤独死
- ペットの汚損破損
- 外人のデメリット(ツイッターリンク参照)
- やめた方がいいこと(自分で登記、司法書士手数料をケチること)
- セルフ登記のリスク
- 抵当権抹消登記がされていない
- 書類不備で移転登記されない
- 司法書士が事前に謄本チェックしてない
contents.3 融資編
- 融資までの流れ
- アプローチすべき銀行(公庫、信金、地銀)
- 受けられる融資制度はたくさん!
- CFが出ている分だけ借入できる
- 借りられる金額は?(個人の属性によって決まる“と書かれているが、“返済できる範囲“で借りれる)
- 融資の借り方(金利が高くても長期で借りる。最初に多く借りる)
- 固定、変動どちらでもいいかな。
- 共同担保、保証人は極力なしで借りる。
【Contents.4】おまけ編
- 空室対策の考え方(自分の条件見直し)
- 住宅ローンで一棟ものが建てられる?
- 贈与税は110万円以下はかからない