【レビュー】“不動産投資・賃貸経営で利益を残す! リフォームコスト削減ノウハウ虎の穴”【書評】

リフォームコスト削減ノウハウレビュー

こんにちは。TEL指し系大家あご(twitter@ago_ooya)です。

今回この記事では、「不動産投資・賃貸経営で利益を残す! リフォームコスト削減ノウハウ虎の穴」という本について書いていきます。

・買っても後悔しないのか?
・どんな人向けなのか?
・買わない方がいい人は?
・読んだらどんなメリットがあるの?
・デメリットは?

上記のような悩みや、「逆にこんな人にはお勧めできないかも…」というような点までありのまま書いていこうと思います。

結論を先に言うと、私はこの本のおかげで在来▶︎ユニットバスを35万円でやっていただける業者様と出会えたので本当に読んでよかったです!

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基本情報

タイトル不動産投資・賃貸経営で利益を残す! リフォームコスト削減ノウハウ虎の穴
著者小林大祐
ページ数336ページ
オススメ度★★★★★

この本はリフォームコスト削減に特化した5万円の高額セミナーの内容を書籍化したものです。日経ビジネスの他、さまざまなメディアにも取り上げられるなど実績もある方です。

大家さん必読の書

正直いってしまうと、数ある不動産投資の本の中でも必読と言っていいほど有益な内容がギッシリ詰まっています。何度も読み返す価値のある良書です。

特にこれから不動産賃貸業を始めようと考えている方にこそ読んでほしいです。なぜなら、ほとんど全ての不動産投資関連書籍が「不動産は儲かる!」「人生変わった!爆益!」とあたかも簡単に利益が出せるかのように推奨しているのに対し、本書では不動産賃貸経営を取り巻く利益の出しづらい構造や日本の税制についても的確に指摘し、「さまざまな知識がないと利益を出すことは難しい」と現実的に捉えているからです。

実際、不動産投資を始めてわかったのですが、覚えることが本当に多いです。仕入れ、ファイナンス、リフォームコスト削減、会計、税制、賃貸需要調査、対人コミュニケーション能力、契約書関係などパッと思いついたものを挙げただけでも目が回りそうなほどたくさんあります。そのため、「なんとなく儲かりそう」と軽く考えている方にこそ読んで知ってほしいなと思います。

本編のリフォームコストを抑える方法に加えて、「実は不動産投資はそんな簡単なものではないんだよ」という考えが書かれているので、そういった意味でも本当にコスパのいい書籍だと思います。

では実際にこの本を読むことでどんなメリットがあるのでしょうか。

メリット

本書を読むことで下記のようなメリットがあります。

・リフォーム業界の構造がわかるようになる
・リフォームコストがいかに重要かがわかる
・コスト削減方法がマニュアル化されている
・業者様とのコミュニケーションが円滑に進む
・見積もりの取り方や業者様の選定方法が超具体的
・どこまでリフォームするかの市場分析から修繕計画まで

上記のようなメリットがあります。

私は最初、「ここまでノウハウを公開するのか…」と衝撃的でした。

実際、安価に施工してくださる業者様の選定方法がしっかりと落とし込まれていて、どんな業態のどんな業者様を選んだらいいのかまで事細かに解説されていました。さらに驚いたのですが、安価な価格でできる業者様の選抜マニュアルを作ってあったのです。

もちろん、業者様側に負担を強いるような値引き交渉は一切しません。コスト削減される業者様側の気持ちも考え抜いて書かれているので非常に好感が持てました。

また、業者様とどう接したらいいのかが対話形式で細かく書かれている点も見逃せません。

安くやって欲しい大家側と、生活のかかっている職人さんとでは利益背反の関係でとてもシビアなコミュニケーションが必要になるからです。

実際私たち大家は、職人不足の業界の中から質の高い技術を安価な金額で提供してくれる職人さんを見つけないといけません。そういった中でシビアな交渉を進めていかなければならないので、細部まで落とし込んである本書は大変貴重な物だと思います。

デメリット

しかしこの本にも欠点があります。

・金額がちょっと高い
・マニュアル部分の再現性
・厚さのわりに物足りないと感じる
・2012年から職人不足で再現性がないのでは?

順番に見ていきます。

金額が少し高い

他の書籍が1500〜1700円くらいに比べて、こちらの書籍は2000円する、といった書き込みを見かけました。確かに他の書籍に比べれば値段は少し高いですが、私は高いとは感じませんでした。高いといってもたったの300円ですし、本体価格もたったの2000円で今後の大家業に活かせる内容がふんだんに詰まっているので、それだけで十分元が取れてしまうからです。むしろ、「2000円ぽっちの金額でここまで掘り下げた内容を公開しちゃって大丈夫なの!?」という気持ちでした。この300円の差をどう捉えるかは自由ですが、数百円程度をケチっていては大家業は難しいのではないか…と感じました。

マニュアル部分の再現性

体系的にまとめてあって良書に間違いないのですが、本書では極限までコスト削減のために業者選定を行なっているので、「サラリーマンの傍ら大家業をやる方にはここまで業者様選びに労力を割けるのかな…」と感じる方もいるようです。実際私も「ここまでやるのは大変だなあ。」と感じました。

しかし、本書にも書かれているように、不動産投資は利益を出すことが難しいという指摘からも、業者選定部分だけで躓いていては大家業自体が無理なのかなと感じてしまいます。物件価格も物価も高騰している今だからこそ、この本を読んでしっかり利益を残せるようにしていかなくてはいけないのではないでしょうか。

厚さのわりに物足りないと感じる

レビューを見たところ、本の厚さのわりにボリュームが少ないと感じる方もいるようです。

本書の構成として、前半部分にリフォームノウハウ、後半部分に不動産投資に対する著者の考えが書かれているのですが、不動産投資を経験されていてシビアに捉えている人には後半部分は既知の内容で物足りなく感じるのかもしれません。

私の読んだ感想としては、本編であるリフォームノウハウは過不足なく本当に内容ぎっしりです。そして、賃貸業をされる全ての方に必ず読んでいただきたい内容だと思います。後半部分に関しても、筆者の不動産投資に真剣に向き合っている考えが書かれていて、とても好感が持てると同時に身が引き締まる想いでした。

そのため、不動産投資を始めたばかりの方やこれから不動産投資を学んでいく人にとっては、後半部分に関しても他の著書では書かれていない賃貸業の本質を知ることができるので、物足りなく感じることはないはずです。

2012年から職人不足で再現性がないのでは?

再現性については金額面と、選定ノウハウの2つが挙げられます。

1つ目の金額の点については、コロナやウクライナ戦争を機に物価の高騰もしているので、本書に記載されているような施工単価で…というのは難しいと思います。しかし、2つ目の探し方・選び方のノウハウについては10年経っても20年経っても業界構造が大きく変わるわけではないので、現在でも十分再現性のある方法だと確信しています。

読むべきでない人

・読んでも無理だ!と行動できない人
・管理会社様に管理からリフォームまで全て委託していて、大家が入る余地がない場合です。

当たり前の話ですが、行動しない人や業者様を自分で選ぶことのできない場合にはこのノウハウが使えないため注意が必要です。

まとめ:リフォームコスト削減ノウハウ虎の穴は後悔しない

私はこの本に出会えたおかげで2020年に在来→ユニットバスを全て込みで35万円という金額でやってくださる業者様に出会うことができました。そして、今でも良好な関係を築けているのは、この本で業界構造の理解が深まりどう接したらいいかがわかったからです。

今まで色々な書籍やネットの情報を漁ってきましたが、ここまでの情報量とノウハウが記載されたものはなかったので唯一無二の書籍だと思います。買って後悔しなかった数少ない本なのでこれから賃貸業をされる方にも、既に始められている方にも本当にオススメです。

リフォームコスト削減ノウハウレビュー

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