DIYで修繕よりも外注した方がお得?

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「外注するよりDIYで直した方がお得!」と考えていませんか?

趣味でやる不動産投資であれば、材料代のみで修繕できるDIYの方がお得かもしれません。しかし、長期間行う不動産賃貸業として考えた場合、自分の労働力を使うDIYよりも外注の方がいいことも多いのです。

私も同じように「DIYの方が得でしょ!」と考えていましたが、実際に1号戸建てを半年間DIYしてみたら思わぬ落とし穴や「外注にすればよかった」と思うことが多々ありました。

今回この記事では、そんな私の経験を失敗談を元に「DIYと外注どっちがいいのか?」について解説していきます。

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DIYとは

DIYとは、”do-it-yourself”→やってみようの略語で、自分で修繕することを言います。

DIYのメリット

DIYをすることで下記のようなメリットがあります。

✔️ 職人さんに依頼する人件費分を削減できる
✔️ 好きなところを好きなように直せる
✔️ 家の構造や修繕の工程など理解が深まる
✔️ 職人さんの大変さがわかる
✔️ 自分で見積もりできるようになる
✔️ 今後の交渉力が身につく

上記のようなメリットがあります。この中でも自分で見積もりができるようになることや、職人さんの苦労を理解できるようになることはすごく大きなメリットだと思います。

デメリット

✔️ 材料費以外にも交通費や食費など経費が嵩む
✔️ やり方を1から調べる必要がある
✔️ ゴミ出しが大変→産業廃棄物扱い
✔️ 工具一式揃える必要がある
✔️ 買い出しだけで1日潰れる
✔️ 要資格工事はできない
✔️ 時間がかかりすぎる
✔️ 危険な作業もある
✔️ 空室期間が長引く
✔️ 仕上がりが雑

DIYは一見、材料費だけで済むように感じますが、実際には工具を買い揃えたり、物件までの交通費、食費、さらには自分の人件費も考慮する必要もあるので、本当の意味での経費はかなり大きいです。

そのため買う物件が遠方だったり、拡大スピードの遅い私にとっては、メリットに比べてデメリットの方が大きいと感じるようになりました。ですが、今後買い続けるエリアが自宅周辺で、多くの時間をDIYに割くことができ、費用を抑えて拡大していく戦略なら十分DIYもありなのではないでしょうか。初期投資した備品も無駄なく使うことができますし、交通費も抑えることができるからです。

しかし、これを読んでいる人たちの多くは本業の傍ら大家業を始める方がほとんどだと思うので、外注を絡めていくことが大切だと思います。

外注とは

専門の職人さんや工務店さんに修繕を依頼して直してもらう方法です。

外注のメリット

✔️ 施工が異常に早い
✔️ 早期に入居者様を募集できる
✔️ いい業者様と連携できれば不動産投資がすごく楽になる
✔️ 自分の時間を物件探しや客づけなど他の作業に充てることができる

外注のデメリット

✔️ 金額がピンキリ
✔️ 納期を守らない業者様もいる
✔️ 工事代金を持ち逃げする業者様もいる
✔️ 施工不良があることも。
✔️ 業者様の考えを理解するのが難しい

このようなことが挙げられます。変な業者に当たることもないとは言い切れません。一例に工事前に預かったお金を持ち逃げしたり、完了報告を受けたが施工不良だった…といった事例もよく耳にするので注意が必要です。

DIYも外注も必要

DIYと外注…どちらで進めたらいいのでしょうか?

私はDIYと外注の両方を取り入れるのが最善だと思います。

外注ばかりに頼ってしまうと施工方法や材料の単価などが分からず、出された見積もりが高いのか安いのか判断がつかないためその見積もり金額を鵜呑みにしなければいけません。

そのため、一度はDIYを経験するのもありなのかな…と考えています。一度でも修繕した経験があれば、「材料はいくらぐらいだな…」「工期は1日あればできるな…」「日当が2万円だとしたらOO万円くらいだな…」と大雑把に把握することができるからです。

さらに工事の大変さを自分の肌で感じることで、業者様の気持ちも理解することができて円滑にコミュニケーションができるようになるからです。

とはいえ全ての工事を覚える必要はありません。時間や労力がいくらあっても足りないからです。

下記にやった方がいいDIY、避けた方がいいDIYをまとめてみました。

避けるべきDIY

✔️ 材料費が高い
✔️ 技術の必要な施工
✔️ 危険作業を伴うもの
✔️ ゴミ処分が大変
✔️ 壁紙を糊付けから行う
✔️ 大規模工事
✔️ 上下水道や電気ガスなどのライフライン工事

材料費が高い

材料費が高いものは選定を間違えてしまうリスクがあるからです。もし、ユニットバスやトイレなど住宅設備を買い間違えれば、それだけで5万、数十万単位で損害を被ってしまいます。

技術の必要な施工

作業の難しいものだと失敗したり、何度もやり直しが必要になってしまいます。家の修繕が初めてだと、頭の中で理解していても現場を目の前にすると、壁紙もうまく貼れないですし床のレベル調整ですらどうやってやるのかわからなくなります。

実際、家の地盤沈下による傾きを床下に潜ってジャッキアップして直そうと試みたことがあるのですが、そもそも家の構造は、基礎に土台がアンカーボルトで固定されているということに気づいて諦めました…。この時、「ああ…家の構造から勉強しなきゃいけなかったんだ…」と身に染みて感じました。

危険作業を伴うもの

自由を求めて不動産投資を始めたはずなのに、DIYで怪我をして不自由になっていたら何をやっているのかわかりませんよね。

✔️ グラインダー・丸鋸のキックバック
✔️ 電気工事
✔️ 躯体いじり

ゴミ処分が大変

陶器やブロックなどの重量物は処分費も高額です。

トイレや洗面台、ブロック塀など

壁などの解体作業も×

壁紙をのり付けから行う

壁紙は糊のついていないものの方が安いのですが、この糊付けがすごく大変です。はみ出さないようにクロスの内側で糊付けすれば、貼った時に隅から剥がれてしまいます。反対に、しっかり糊付けしようとすれば、クロスの淵からはみ出して床にノリがつき、次のクロスの糊付けの際にクロスを広げたら表面にノリとホコリが付着してしまうのです。

私はこのことを知らずにやすいという理由だけで糊なしのクロスを買ってものすごく後悔しました。

糊をつける機械もありますが、高価で場所も取るのでわざわざ1軒だけのために購入するのはオススメしません。

少し単価が高くなってしまっても糊付けされたクロスを購入して貼ることをオススメします。

大規模工事

屋根や外壁の張り替え・塗装などは大掛かりで大変過ぎるので外注一択です。

屋根瓦は少しでも濡れているとスケートリンクのようにツルツルに滑ります。一度滑ったら止まれません。

上下水道や電気ガスなどのライフライン工事

電気ガスは要資格なのはもちろん、水周りは漏水したら家の躯体にまで影響を与える可能性があります。リスクが大きいので外注しましょう。

やっても大丈夫なDIY

兼業大家さんは簡単に修繕できる部分のみにとどめるべきです。

トイレットペーパーホルダー交換
便座交換
▲クッションフロア貼り
▲クロス貼り
▲柱・窓枠などのペンキ塗り
▲水栓交換
網戸の張り替え
コンセント・スイッチカバーの交換
壁付き換気扇交換
草取り
掃除

どっちがお得?

DIYと外注とどっちが得なのでしょうか?

私がDIYしていた例でみてみましょう。

https://twitter.com/ago_ooya/status/1309456565267607552?s=21&t=HsAwoqR2IYGsiY8ZojpRMQ

在来工法のお風呂の壁面全てにキッチンパネルを施工しました。

材料代は10万円ちょっとで済みますが、物件までの交通費(往復4000円)や食費・買い揃えた工具など計算に入れると20万円ほどかかっています。

実際の施工にかかった時間は40時間ほどです。単純計算で5日でできる計算ですが、下記の工程によりそれ以上の日数が必要になります。

✔️ 施工方法を調べる
✔️ 材料の選定・調達
✔️ パネルを貼ったあと接着剤が固まるまで作業できない

実際に買い物に行くとわかるのですが、ホームセンターに品物がなくて大型店舗へハシゴ、結局材料がなくネットで注文、気づいてみたら1日潰れてしまった…なんてことも頻繁にあるんですよね…。

このような手間やどうしたらうまくいくか、いつになったら貸し出すことができるか、という不安が修繕中ずっと頭から離れなくなります。

これが外注ならノンストレスで在来風呂→ユニットバスを35万円で1週間でやってくださる業者様もいらっしゃいます。(お風呂の施工は大きく見積もり金額が異なるので注意)

差額は15万円です。

しかもDIYで1ヶ月以上かかるところを1週間でできればどうでしょうか。早く入居づけをして家賃収入を得ることで、その差額はグッと縮まります。家賃5万円の物件だった場合、1ヶ月分の家賃が早く得られるのでDIYと外注の差額は10万円に縮まります。

専門業者様に依頼していることやユニットバスに交換しているので、施工不良や経年劣化の心配もありません。

まとめ

短期的には外注よりもDIYの方が費用を抑えられますが、長期で見た場合には出来栄えに不安を抱えるDIYよりも安心できる専門業者様にお任せしたほうがお得なのではないかと思います。

とはいえ見積もりが適正価格なのか判断するためにも、最初はできる限り自分で施工をして知識をつけ、徐々に外注に切り替えていくという流れがいいのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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