戸建て賃貸の募集写真|撮影チェックリストと仲介様への渡し方

戸建て賃貸の募集写真:撮影と仲介様への渡し方のチェック

戸建て賃貸の募集を始めるとき、家賃やペットの条件は決めたのに、写真は「とりあえず室内を何枚か撮っただけ」になっていませんか。写真で伝わらない部分が多いと、入居希望者様も仲介様も、その家で暮らすイメージを持ちにくくなります。

募集写真で目指すのは、実物以上に立派に見せることではありません。間取り、設備、車の置き方など、内覧前に知りたいことが分かる状態をつくることです。この記事では、築古戸建ての空室を撮影するときのチェック項目と、仲介様に渡す情報の整理方法をまとめます。

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撮影前に、伝えたい特徴を3つ書き出す

先に「この物件の何を見てもらいたいか」を決めると、必要な写真を選びやすくなります。例えば、居室数、駐車スペース、収納、庭、キッチンの使い勝手などです。競合より優れていると断言する必要はなく、確認できた特徴を具体的に伝えます。

「駐車2台」と書く場合も、車種や置き方によって使い勝手が変わります。台数だけで済ませず、並列か縦列か、出入口や前面道路の様子が分かる写真と寸法のメモを用意します。実際に駐車できるかは、使用予定の車で確認してもらえるようにします。

  • 清掃し、撮影用の道具やごみを片付ける。
  • カーテンや雨戸を開け、照明をつけて状態を見やすくする。
  • 未完了の工事と、撮影後に変更する設備をメモする。
  • 郵便物、鍵、書類、人の顔や車のナンバーが写り込まないか確認する。

部屋だけでなく、暮らし方が分かる写真をそろえる

撮影場所伝えたいこと一緒に残すメモ
外観・玄関建物全体、玄関までの動線撮影日、清掃・工事の予定
各居室広さの感覚、窓、扉、隣室とのつながり間取り図に対応する部屋名
キッチン・浴室・トイレ・洗面設備の状態と使える範囲交換予定、残置物か設備かの確認
収納奥行きや棚、扉を開けた状態寸法を測った場合はその数値
駐車スペース・接道車の置き方、出入りのしやすさ幅・奥行き、縦列か並列か
庭・物干し・屋外通路使える場所と出入りの動線利用範囲、手入れなど確認中の条件

室内は、部屋の入口から全体が分かる写真と、反対側から撮った写真を組み合わせます。収納は閉じた状態だけでなく、中が分かる写真も用意すると説明しやすくなります。すべてを掲載する必要はありませんが、仲介様が質問に答えるための手元資料にもなります。

広く見せるより、実物と写真の差を小さくする

スマートフォンの広角機能は全体を写すのに便利ですが、端の部分が伸び、実際より大きく見えることがあります。無理に一枚へ収めず、通常の画角で撮った写真も残しましょう。壁や柱が大きく傾いて見えていないかも確認します。

明るさは見やすい範囲で調整し、汚れ、傷、設備の不具合を画像加工で消さないようにします。工事後のイメージ画像を使う場合も、現況写真と混同させない区別が必要です。写真だけで説明しきれない状態は、仲介様に文章でも伝えます。

例えば、室内の一部をこれから補修するなら「撮影時点では未補修。対応範囲と完了予定日は確認中」と残します。予定が確定していないのに「入居までに全部直ります」と伝えないことも大切です。掲載時の表現は仲介様と確認します。

仲介様には、写真と条件をひとまとまりで渡す

写真だけが届いても、部屋の場所や現在の募集条件が分からなければ、掲載までに確認が増えます。写真フォルダとは別に、一枚の募集情報メモを添えるとやり取りを整理できます。

  • 物件を区別する名称と、募集条件の更新日。
  • 家賃、共益費、駐車場の扱いなど、現在決まっている条件。
  • ペットの種類・頭数・追加条件など、確認済みの範囲。
  • 修繕の完了状況、内覧できる時期、鍵の受け渡し方法。
  • 掲載してよい写真と、説明用だけに渡す写真の区別。
  • 未確認事項と、誰がいつまでに確認するか。

ファイル名は「01_外観」「02_玄関」「03_1階南側洋室」のように、間取り図と対応させます。日付ごとにフォルダを分け、古い写真を更新するときは差し替える場所を伝えます。写真の共有先は必要な担当者に限定し、誰でも見られる場所へ鍵の情報を一緒に置かないようにします。

掲載されたら、写真と条件を自分でも確認する

渡した資料と実際の掲載内容が同じとは限りません。掲載先を教えてもらい、先頭の写真、写真の向き、部屋名、駐車条件、修繕予定、募集条件を確認します。修正を依頼するときは、該当ページと直したい箇所をまとめて伝えると行き違いを減らせます。

問い合わせが少なくても、写真だけが原因とは判断できません。掲載が始まった日、問い合わせ件数、内覧件数、実際に聞かれた内容を区別して記録します。写真を変更した日も残しておけば、何を変えたのかを後から振り返れます。短期間の少ない件数だけで効果を断定しないようにしましょう。

写真の次は、募集条件と入居までの段取りを確認する

撮影を終えたら、募集条件、内覧の連絡先、入居までの日程をそろえます。写真を増やすこと自体より、借りる方と仲介様が判断するための情報がそろっているかを確認することが大切です。

この記事を書いている人

TEL指し系大家 あごです。愛知県在住で、3人の子どもを育てながら2019年から築古戸建て投資をしています。300件以上の電話で試行錯誤してきた経験をもとに、物件選びや仲介様とのやり取りについて発信しています。

戸建て賃貸の募集写真:撮影と仲介様への渡し方のチェック

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